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夕月夜

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古典和歌や自作和歌の披露及びに研究

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逢へぬほどに
思ひはつのりゆく
涙の川
さまよふ舟
この身は流れ果て

月明かりに
心を照らせども
恋の深み
とまどふ胸
今宵も泣きわぶる

とどむる定めは
かげろひながら
ゆらるる
ほのかに浮きし
螢火のように

はかなき命は
ひとときの夢
見ゆとも
闇に消えゆく

道しるべに
惑ひの舟はゆく
涙も枯れ
乱るる髪
この身はかくれなき

つらし定め
幾夜も身をまかせ
おもかげ見し
なごりの月
今宵も濡らしつつ

過ぎぬる夜毎に
つかのまの夢
見ゆとも
この世にあらば
思ひをあはせよ

いつはりを重ね
情けをかけし
しじまに
又も恨みし
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by genji-universe001 | 2010-09-20 17:11
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とこしへの
幸せ願へど
あの人に
聲はとどかねじ
時の流れに
この身をまかせ
今日も渡らふ
雁を見やりて
涙の河は
紅に染むる
ああもろともに
紅に染むる

いく夜かは
夢をかたれしも
あの人の
袖は濡れそぼる
然らば愛しき
なぐさめ待ちて
心の憂さを
晴らして見やり
そむく涙は
紅に沈む
ああもろともに
紅に沈む
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by genji-universe001 | 2010-09-19 21:00
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私の孫は炎神戦隊ゴーオンジャーのDVDにハマっております。
私はG3プリンセスだけにしか興味がありませんが…ゴーオン♪
は、はまっとるじゃん…
^ロ^;

古原靖久オフィシャルブログ
片岡信和オフィシャルブログ
逢沢りな OFFICIAL WEB SITE
碓井将大 BLOG
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by genji-universe001 | 2010-09-18 15:27
『涙の露』

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君を待つ
春のなごりの
まどろみに
散りゆく花の
心あらなも

山の端に
月の光は
さえしとも
風のたよりに
心すさびし

色づきし
夕ぐれわたす
天の川
かたみの月は
思ひなきもの

今日もまた
涙の露を
おきまよふ
さびしさつのる
袖は濡れにし
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by genji-universe001 | 2010-09-18 14:47
『若櫻の想ひ』

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君がため
嵐にむかふ
櫻井の
逝く春惜しみ
咲けと祈りし

咲く花は
永遠に滅びぬ
よろこびを
揺るぐ光に
ただ語らずや

あるもよし
なきもまたよし
とこしへに
咲きて散るのが
己がさだめと


「愛別離苦」「月の雫」に続くシリーズ物の第三段。第三首目は浄土真宗の善宣和尚の歌から引用させていただきました。
若櫻は荒鷲・若鷲と置き換えてもらえれば判りやすいかも。このシリーズ物は太平洋戦争で散華した若者への鎮魂歌です。
私の和歌は、このような人間の哀しき業を描いたものが沢山あります。
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by genji-universe001 | 2010-09-17 19:28
石川さゆりオフィシャルウェブサイト
中森明菜 UNIVERSAL MUSIC OFFICIAL WEBSITE
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by genji-universe001 | 2010-09-17 19:19
『月の雫』

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おのが身を
たむけて見やる
手枕の
袖にしのぶる
君を思ひし

しら露と
消ゆる我が身の
あくがれぞ
今宵の月に
濡るる雫は

人知れず
君がかたみに
なさむ身は
乱れも知らず
うちふせるのみ


風雲録を凌ぐほどの幽玄歌であるかも…
『愛別離苦』の続編として相応しきものとなりました。

私撰和歌集Ⅱ
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by genji-universe001 | 2010-09-15 19:14
『愛別離苦』

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いつまでも
心にのこる
いしずえと
なっていかむと
おほせしものを

海原の
風のなごりに
散りまがふ
何処をはかと
さだめなきこそ

かへりしは
君のみたまの
白き箱
いだきまゐらす
九段の坂を

ありしかと
思ひざらまく
かかれども
ありしここちは
我ばかりかな

誰もかく
ありけんと見ゆ
うたかたの
おぼえて久し
ありし日を見む

いまはただ
心さやかに
やすらへん
みたま護りし
この日ノ本に

特攻隊に捧げし愛別離苦の唄」が完結し、「忘却のかなた」と改題して披露致します。
私の住む岐阜県西濃地方は、大東亜戦争で特攻隊員として、家族や国の為に身を挺した方々が非常に多かったのです。
涙がとまりません。お許しあれ… 007.gif
なお、この『愛別離苦』の歌は、戦争の体験談を沢山聞いた諸々を基にして創作したものであります。
すでに、麻生元総理宛てにも、この歌は送ってあります。

私撰和歌集Ⅱ
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by genji-universe001 | 2010-09-14 22:59
吹きしをる四方の末葉の露見えて秋風さむき折りの白菊

君をこそ眺め馴れしか墨染めの深き涙を月は知るまじ

花もをし花も恨めしつかのまの世を思ふゆゑに思ひこみあぐる

面影をながむ憂き世の夜半の月今日の別れに流す言の葉

玉ゆらの夜露をかこつ藤衣亡き人戀ふる秋のかたみに

荻の花無二の道邊に色を添へあかずながむる行く末の空

漕ぎ出でむ夜離れ重ねしたまゆらの吹く風ごとに別れ惜しみて

夕月に宿る涙をよそに見て筑紫の琴をかき鳴らすのみ

惜しまじな君が思ひのためならば身はうたかたの濡れし言の葉

徒らにいひて別れし有り明けの月待ちぬれど渡る海風


う~む、哀しい歌が多すぎて、全然くつろげないではないかぇ~
(^o^;
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by genji-universe001 | 2010-09-13 19:47
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其処許はのどけし詠み人と
みゆるぞかし…
泡沫のよろづの嘆き忘れて
思し入る歌の徒然を寄せてたも…
恋しうおぼつかなきさまを
仄かなれど、さだかに
みたてまつりつるのみ…
まほろばの世でゆるゆると寛ぎて
しばしのどめし…

本日よりブログという形式で参加させていただく岐阜県在住の光源氏と申します。
拙い和歌や俳句などを掲載いたしますが、皆様方への創作のヒントにでもなれば幸いです。
古典和歌の解説や用法・派生、『百人一首』の新解釈や暗号、などなど、出来る限り判りやすい表現を用いて表わしていきたいと思っております。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
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by genji-universe001 | 2010-09-12 20:15