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夕月夜

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古典和歌や自作和歌の披露及びに研究

雲の上も涙にくるる秋の月いかですむらむ浅茅生の宿

【訳】
雲の上の宮中でも涙に曇って見えぬ月はどうして澄んで見えよう、まして下界の茅(ちがや)の生えている
荒れた亡き桐壷更衣の実家では。
また、母君はどのようにして暮らしているだろうか、娘をしのんで私以上にさびしい日々を送っているだろう。

『源氏物語』桐壷の帖に記された有名な歌。
「すむ」は「住む」と「澄む」の掛詞。
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# by genji-universe001 | 2012-11-06 16:51
戀ひわぶる川の淵瀬は定め無き葦刈り小舟ゆくへ知らずて
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# by genji-universe001 | 2012-11-03 22:45
柿の木に烏群れゐる秋の暮れ深まる色にこゑをからして
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# by genji-universe001 | 2012-10-30 18:04
吹く風のさそふともなき梢よりおつる枯葉の音ぞさびしき
                           一条内経

枯葉を題材にした和歌は、平安時代後期からです。
乱れた世が続き、末法思想が巷に浸透した為ではないかと
私は思いますが…
維新、維新と江戸時代末期に例えられて騒がしい世の中ですが
平安時代後期の再現、とするほうが相応しいのでは…
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# by genji-universe001 | 2012-10-29 14:46
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いにしへを
何と偲ぶや
草衣
仮の世に咲く
花を求めて


をりしも あれ物のさみしき 秋暮れて

なほしをりゆく袖の露

身を砕くなる夕まぐれ

心の色はおのづから

千草花にうつろひて

衰ふる身のならひかな…
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# by genji-universe001 | 2012-10-18 21:30