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夕月夜

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古典和歌や自作和歌の披露及びに研究

忘却のかなた 第二章

『月の雫』

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おのが身を
たむけて見やる
手枕の
袖にしのぶる
君を思ひし

しら露と
消ゆる我が身の
あくがれぞ
今宵の月に
濡るる雫は

人知れず
君がかたみに
なさむ身は
乱れも知らず
うちふせるのみ


風雲録を凌ぐほどの幽玄歌であるかも…
『愛別離苦』の続編として相応しきものとなりました。

私撰和歌集Ⅱ
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by genji-universe001 | 2010-09-15 19:14